募集の問題点を探りながら、まじめ100%で振り返る

思ったことをダラダラと書いたり、新たな一人遊びを始めたことで満足し始めてしまってる自分がいる。いや、いいんだけど。

「難しい」としか言葉にできなかった部分について、ちゃんと振り返ってみたいと思ったので<自分が何に躓いたのか>少しずつ整理することに。思考停止は罪よね。



項目を分けてみたが、どれも微妙に絡み合っていて切り離して書くのが難しい。
全ては「大人」という二文字で済むはずだった。

歪んだ認知と「群れない大人」というフレーズの曖昧さ

「完全に一致」 なんてどこかの政治家のようなことを言っちゃう人を私は信用しないのだけど。
ギルドでの交流と考えたときに、「何をするか」よりも先に、信頼できる人、長く一緒に過ごせる人に来てほしいという思いがあって、自己紹介をして感覚の<似ている>人を募集した。
自分の筆力不足によりわかりづらい部分があったという点は棚に上げて、まずは進めていく。

これは、たとえゲームであっても(ネットの世界ともいえる)リアルの延長線でしかなく、常に私は私で、付き合う人は似た感覚じゃないと居心地が悪いと思ったから。
また、感覚の似ている人であれば、遊び方も寄るのではとも思った。


募集要項を読んで来た方の中に、「ギルドスキル目的です」って方がいた。意図的に一言も触れなかったソコ!? かなりの衝撃があった。
では逆に、私はアナタとどうやって安心して遊べるの・・・? 
「群れない大人」というキャッチーなフレーズから受けるイメージだけで飛びついて来てる気がした。
これって陳腐な占いのようで、「あ、これ自分だ・・!」 と思わせてしまう都合のよいキーワードだったように思う。

例えば「群れない」 このワードって、一人で居ることを愛して楽しむ人なのか、群れに焦がれるボッチなのか。この違いは大きくて、正反対といってもいい。

見たいものだけが見えて(脳の習性)後は読み飛ばされてしまってる感。バイアスを取り払い、私の目線で私が作りたいものを見ようとしてくれた人はいただろうか。
丸いものを見せたのに、四角を期待する人が見れば四角く見える事実。感覚の似た人間を募集するという、ただでさえ曖昧な試みにトドメを刺す強敵でした。
※この習性は私の中にもあるものなので、強烈な教訓とします。

私は募集要項を書きながら、他者目線が持てなくて苦しんだ。私を知らない人が読んで果たしてストレートに受け取ってもらえるだろうか。違う視点に立ってみる難しさがあった。結局伝える力不足ともいえる。

大人として

募集要項には、「小さな場(少人数)である」とも書いた。そこへ入ってきて、ほとんど遊ばずにそのまま休眠に入る方も多かった。サブアカの待避所的な利用だったのか、他のゲームで忙しいのか、はたまた「なんか違った!?」ってことなのか。結構な割合でこの手の方がいた。多数の方は移管でキレイに流れていったけど・・・。

私としては、大人を募集しているつもりで、仕事の都合等あるだろうし、いろんなプレイスタイルがあっていいと思っていた。自分のことは自分で決めるだろうと、最後まで追放をポチッとできずにいたのだけど、なるほど追放システムは需要があって合理的なんだという悲しい知見を得ることになってしまった。
あまりにも自分本位で悪意がないにしても私の思う大人の振る舞いとは言えない。ある程度の熱量をもって入ってきたんだから、自分の足で出ていくくらいはできると思う。

少人数ゆえ、こうした方が数人いるだけで立ち行かなくなってしまう。常に一定数の方がこの状態だったため、私は永遠に募集をし、「初めまして、さようなら。」(言えずに終わったパターンが多かったけど)を繰り返すことになった。
これが想定以上のサイクルで起こり続け、書き直した募集要項でも変わらなかった。ひどく落胆したし、消耗したし、最終的に自分は何をしてるんだろう?という思いのほうが強くなってしまった。

この部分は割り切って線引きしておくべきだったと思う。今はアプリもあるので、他のメンバーも落ち着かないでしょうから。

内向的で受け身な人たち

万が一ウチに在籍したことがあってこれを読んでしまった方がいたら、どこから目線だよ!と気を悪くしないでくださいね・・・。
BORDERを振り返る上で、避けて通ると嘘になるので。


私は自分のことを両向的と思う。こんな言葉があるか知らないけど。ちゃんと分解すると能動的だけど内向より。

あの募集要項なので、ウチに来る方は外向型よりも内向的な方が多かったと思う。
気質は問題ではなくて、線引きをする理由にはならない。あるとすればその人が習得してきた性格の一部分とそこからくるクセだと思う。(これは内向型も外向型も関係ない)

その上で、内向的で且つ受け身な方がMMOのギルドという世界(1対1ではなく、one of them)で、埋もれずに居場所を作るのは、なかなか難しいんじゃないかな、と考えた。
もちろんギルドスキルだけ求めている方ではなくて、ちょっとした交流を求めている方が、という前提で。


最初の入りの配慮は必要なんじゃないかと思い、「安心について」でチャットについて少しだけ書いた。これは自分のためでもあった。反応がなくても悪感情を持たない、持たれないため。
私はいつも独り言のつもりで話し始めるのだけど、反応がなくても笑顔で聞いてくれているのだとそう思うことにしてた。悪感情を生むだけであれば、この形は成り立たない。(私がよっぽど不愉快な人間であればそうなるけど)

ここを正しく理解いただける方なら、埋もれて居場所をなくしてしまうこともないと思った。(ここはフィードバックが欲しかった・・・!)

交流を求めてはいるが、協力は難しい?

1年目の公式のギルドイベントの時。私は皆さんがなるべく参加できる日時を取りまとめる必要があった。都合の良い日時or不参加の場合の意思表示をしていただくようギルチャで発言をした。お知らせにも書き、反応いただくようお願いした。
独り言のつもりはなく、返事が必要であまり時間もかけたくなかった。

この違いを理解して、協力してくれる方は何も言わなくてもすぐにレスをくれたが、ほとんどの方はこちらから個別に働きかけるまで、何の反応もなかった。
ログイン通知をONにして、一人一人こちらから密談で声をかけ、聞いて回り集計を取るのは、時間も限られている中で大変な作業だった。

気づいていないのではなく、明らかにスルーし(いつもは居るのに急にログアウト状態が続く方まで・・・)協力が必要な場面でも自主的に行動を起こさない方に時間と労力を奪われた。
この手の質問、協力要請を嫌う?避けたい?(私はそう感じた)方が一定数いたのは確か。これを機に去っていった方までいた。

ある一定数の方というのは、内向的で受け身な方たちとは、分けなければいけない。「2の大人として」に書いたような振る舞いをする方達もここのタイプだったように思う。

私達は母子ではないし、対等な関係で話をするのであれば、手伝えることがあればするし、あなたの協力も必要だということ。

+αを求めて来たんだろうという思いもあり、つい名前を呼んでしまう悪いクセがあった。ちょうどよくできなくて申し訳なかったけど私も苦しかったです。
ご自分の取説を持たない方に、大人を募集した私がどこまでできたのか。


なにかあるなら私達はいつでも話せたし、自分からは積極的に話すのが苦手という方は無理せずそれでいいと思う。
けど最低限の協力もない方や、完全に埋もれてしまう方に関しては、なぜウチなの?と私の不安も大きくなっていってしまう。安心のための大人同士の相互作用とはそういう意味で使った言葉だった。私も不安でいたくないのです。

終わりに

積極的に発信して提案して盛り上げようとしてくれた方もいた。でも協力者が居なければ次第に疲弊し終いには心が折れてしまう。
そして一番の敵は、人が去る度にまぁまぁのショックを受ける自分だった。何度繰り返しても慣れることはなく、いちいち新鮮なショックを受け、最期は自分から逃げ出してしまった。


昔こんな問がありました。

ここに百円ライターがあります。カチッと火を点けた瞬間に永遠の命を得られるとしたら、あなたは火を点けますか?


こんな長文書いちゃう人とは私もサヨナラしたいw 中の人はやっぱアホだわー

↓声が超好き

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